“農家民宿”といってもはっきりした基準がある訳ではありません。
一般の民宿でも農家民宿や農家民泊と名付けている所もありますが、当サイトで紹介する「農家民宿」とは、農林漁家の民宿をはじめ、直接、農林漁業に携わっていないけれども農山漁村地域において、里山や里海を支えている宿泊施設も対象としています。
そして、①旅館業法に基づく許可を取得され、②食事を提供する場合は、食品営業許可の取得(規制緩和型農家民宿の場合は、共同調理として記すること)、③宿舎賠償責任保険、食中毒対応などの保険または共済への加入、などが必須要件になっています。
旅館やホテルなどの洗練されたサービスも良いのですが、一番の魅力は、お父さん、お母さんのさりげない“おもてなし”。そして、気取らない家庭の味、新鮮な食材、地域ならではの料理などが楽しめ、季節ごとに異なる料理が味わえるのも魅力です。
田舎のない人にはプチ田舎体験、田舎がなくなってしまった人にはプチ実家体験として泊まり、心癒され、心身共にリフレッシュされることでしょう!何もせず、縁側で一日ごろごろ、川の音や鳥のさえずりをBGMに読書、お宿のペットとお散歩するのも農家民宿ならではの過ごし方です。一度泊まるとリピーターになる。そんな声をよく耳にしますが納得ですね。
農家民宿に泊まり、何かを体験してみたいという方は、予約時に尋ねてみてください。
全ての農家民宿が体験を提供しているのではありませんが、地域と連携しながら季節や状況によって収穫体験、そば・うどん打ち体験、味噌・こんにゃく作り体験、アウトドア体験などができる場合もあります。村祭に参加、伝統行事見学などもできるかもしれませんよ。
1.農林漁業に携わっているため、農繁期等の日中は電話がつながらないことが多い。昼食時または夜間でないと繋がらないことが多いのですが、一般家庭が多いので基本22時過ぎの電話は控えましょう。
2.宿のホームページが必ずあるとは限りません。メール対応ができない、返事が遅いこともあります。
3.パジャマ、歯ブラシ、タオル、ドライヤー等のアメニティーが揃っていない場合がありますので、予約時に確認しましょう。
4.交通機関が不便な場所にありますが、必ず最寄り駅からの送迎があるとは限りません。自力で行くこと(自家用車、レンタカー、タクシー、路線バス等)が原則になりますが、予約時に確認してみましょう。
5.チェックイン、チェックアウト時間は、必ず確認し、守りましょう。遅れる場合は必ず連絡しましょう。
6.宿泊料金等の支払いは現金が殆どです。カードが使用できるかどうかは予約時に確認しましょう。
7.アレルギーや宗教等で食事制限がある場合は、対応できるか必ず確認しましょう。
8.Wi-Fiが繋がらない地域もありますので確認しましょう。
さぁ!楽しい「里の物語」の旅に出てみませんか?!
★古民家タイプ
1.長野県天龍村「山の宿 加満屋」
特徴:山の上の宿、檜の大きな薪風呂
2.石川県能登町「奥能登 春蘭の宿」
特徴:輪島漆器の器で食事、漆塗りの伝統的な建物、囲炉裏
3.福井県越前市「農家民宿 加藤さんち」
特徴:お父さん手打ちの越前そば、茅葺き
4.三重県「山里民泊 みくり」
特徴:敷地内に流れる清流、囲炉裏、お父さん手作りの燻製
5.岐阜県高山市「民宿 甚左衛門」
特徴:囲炉裏、飛騨の匠が造りあげた建物
★離れ(別棟)タイプ
6.秋田県仙北市「農家民宿 泰山堂」
特徴:囲炉裏、ベッドと畳の部屋
7.熊本県南小国町「さこんうえの蛙」
特徴:野菜づくしの料理、ベッドと畳の部屋
★モダンタイプ
8.静岡県川根本町「サンゴーカントリー ともしび」
特徴:ファミリーで楽しめる、目の前の大井川でカヌー体験
★一般住宅タイプ
9.岡山県岡山市「のぶえ農園工房」
特徴:農園で採れた野菜、手作り窯でピザづくり
★増えてきたゲストハウスタイプ
10.愛知県東栄町「体験型ゲストハウスdanon」
特徴:古民家、自炊(宿泊者皆で調理)、相部屋
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