旧口上林小学校を体験&研修施設としてリノベーションし、2005年に黒谷和紙工芸の里(和紙工芸研修センター)がオープンしました。
運営は、「黒谷和紙協同組合」によって行われ、紙漉き体験等ができます。
黒谷和紙の歴史は今を遡ること約800年、源平の争乱に敗れた平氏の一団が今の黒谷に身を潜め自生していた楮を使い【紙】を作ったことが始まりとされています。江戸時代、谷氏山家藩(1万6千石)の所領となった黒谷はその擁護を受け、紙漉き村としてより一層発展していきました。昭和中期には桂離宮のふすまを製作するなど、黒谷和紙は内外共に高い品質を評価されています。
黒谷和紙工芸の里は、【1階】は展示即売コーナー、展示室、紙すき体験室、紙すき場、【2階】は展示室、口上林郷土資料室で構成されています。