平成の大合併で長岡市に編入された旧山古志村は、錦鯉発祥の地であり、国の重要無形民俗文化財にも指定されている牛の角突き(闘牛)でもその名を知られています。また、山あいの斜面に広がる棚田が四季折々に美しい表情を見せてくれるなど、まさに日本の原風景とも言える典型的な中山間地です。
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平成16年10月23日に起きた新潟県中越地震により、山古志村は震度6強という強震に見舞われました。倒壊する家や牛舎、崩落した棚田や畑、地すべりで形状が崩れた山、道路が寸断され孤立する住民。地盤の弱さも相まって壊滅的な被害を受け、約2年半にもわたる全村避難を余儀なくされました。
山古志百姓や三太夫の女将 長島久子さんも長岡市での仮設住宅での生活を経て、平成20年4月に民宿を再建。住み慣れたふるさとへ帰ることができたという喜びを胸にお客様を迎えています。
春は山菜、秋のキノコや丹精込めて育てた野菜、山古志の土と水と空気が育んだコシヒカリ(はざかけ米)を中心とした田舎料理が宿の自慢。おしゃべり大好きな明るい女将との囲炉裏を囲んでの語らいも、三太夫ならではの楽しみです。静かでのんびりとした時間が流れる山古志にぜひお出かけください。