ツアー・セミナー

2024 全国廃校活用セミナー in 和歌山 アーカイブ配信(二次募集)のお知らせ

2024年10月31日午後から、翌11月1日午前の2日に渡り、当機構主催による「2024全国廃校活用セミナーin和歌山」を和歌山県田辺市の秋津野ガルテンにて開催いたしました。

会場には地元和歌山県内を始め全国から約30名が参加。1日目の第一部は和歌山県内の「福祉」「移住就業」「交流」をテーマとする3カ所の事例報告が披露され、2日目の第二部では、3人の有識者による「食農価値共創・域学連携」「SDGs・農村ツーリズム」「コミュニティビジネス・農村RMO」をテーマに、地域づくりの在り方を学びました。

ついては、諸事情により今回のセミナーにご参加できなかった方々からのご要望に応え、その講演内容を録画した動画を再編集し、アーカイブ配信(動画配信サービスVimeo)にてご覧いただけるよう二次募集を開始したします。皆様のご参加をお待ちしております。

基本情報

日程
◇アーカイブ配信時期 2024年11月下旬~12月中旬(予定)
募集人数
◇50名まで(定員になり次第募集締切) 
費用
◇アーカイブ配信受講料 2,000円(税込) 
その他
◇申込方法 「参加申込書」をダウンロードし、必要事項を記入の上、メール又はFAXにてお申し込み下さい。
◇申込締切 2024年11月22日(金曜日)13:00まで、※定員になり次第募集を締切ます。
◇支払方法 お申込いただき次第、請求書を送付いたしますので、速やかに当機構の指定口座にお振込み願います。
◇視聴方法 配信予定の4~2日前までに、Vimeoの鑑賞リンク(URL)及びパスワードをメールにて送付いたします。
◇その他  視聴のみで、ダウンロード可能な資料配布は行いません。

【参加申込】

<アーガイブ配信参加申込> 

参加申込書(PDFフォーム)

参加申込書(WORD)

<10月31日(木曜日)>セミナー第一部

【事例紹介】◆「全国における廃校活用の取り組み」

講師 畠山 徹 一般財団法人都市農山漁村交流活性化機構業務第1部審議役

当機構では、2012年度より全国の廃校活用に係る情報収集や現地調査を毎年実施し、「全国廃校活用MAPの公開」、「まちむらnote テーマ別事例紹介」、「里の物語 廃校活用施設紹介」等による各種情報提供を行っております。それら情報をもとに、【全国における廃校活用の取り組み】と題して、「全国における廃校の推移と活用の状況」、「和歌山県における廃校の推移と活用の状況」、「全国における最新のテーマ別(教育・福祉医療・生産製造・地域振興・宿泊等)活用例の紹介」を行いました。

【事例報告Ⅰ】◆「障がい者就労支援ハピラブ・廃校ホテルNeastSide」 (旧市鹿野小学校/和歌山県白浜町)

講師 末永 将大 一般社団法人み・ゆーじ代表理事

旧城山西小学校(2017年閉校)を移住就業支援施設としてリノベーションし、2023年に「有田川町移住就業支援拠点施設しろにし」がオープンしました。開設(整備)は有田川町が行い、運営は一般社団法人しろにし(使用許可)により行われています。

一般社団法人しろにしでの事業内容として、【地域の人事部】では「しろにしサポーターズ」「地域維持レスキュー(ぶどう山椒収穫レスキュー/ぶどうの花切りレスキュー等)」「遊び暮らし体験」等の取り組み、【施設運営】では「ふたがわ寮」「ドリトリー」「井戸端カフェ」等の運営、【過疎地型事業創出】では「デザイン業務」「コンサルティング」等を行っています。

【事例報告Ⅱ】◆「有田川町移住就業支援拠点施設しろにし」(旧城山西小学校/和歌山県有田川町)

講師 白川 晶也 一般社団法人しろにし理事

旧城山西小学校(2017年閉校)を移住就業支援施設としてリノベーションし、2023年に「有田川町移住就業支援拠点施設しろにし」がオープンしました。開設(整備)は有田川町が行い、運営は一般社団法人しろにし(使用許可)により行われています。

一般社団法人しろにしでの事業内容として、【地域の人事部】では「しろにしサポーターズ」「地域維持レスキュー(ぶどう山椒収穫レスキュー/ぶどうの花切りレスキュー等)」「遊び暮らし体験」等の取り組み、【施設運営】では「ふたがわ寮」「ドリトリー」「井戸端カフェ」等の運営、【過疎地型事業創出】では「デザイン業務」「コンサルティング」等を行っています。

【事例報告Ⅲ】◆「交流センター太田の郷」(旧太田中学校/和歌山県那智勝浦町)

講師 石田 一 交流センター太田の郷事務局長

旧太田中学校校舎(2000年閉校)を交流拠点としてリノベーションし、2016年に「交流センター太田の郷」がオープンしました。2024年には、旧講堂を酵食品の加工場や地域内外との交流、新規営農者育成の拠点としてリノベーションし、「ホールくまのざくら」がオープンしました。開設運営は、太田寄合会(建物譲渡、土地貸付)により行われています。

交流センター太田の郷での事業内容として、【Ⅰ 食文化の伝承・地産地消の推進】では、「食事処太田川のめぐ味の開設」「直売所の開設と運営」の取り組み、【Ⅱ 施設利用と食事を介した高齢者の予防介護】では、 「高齢者いきがいづくり事業 (福祉プログラム)」「地域交流活動支援事業 (地域内外高齢者交流)」ま取り組み、【Ⅲ 地域との連携・協力による太田の郷の魅力づくり】では、「各種ワークショップの開催/施設貸出」「各種イベントの開催」の取り組み等を行っています。

<11月1日(金曜日)>セミナー第二部

【Talk Session Ⅰ】◆「食農価値共創と域学連携」

講師 岸上 光克 和歌山大学経済学部経済学科教授

トークセッションⅠでは、【食農価値共創と域学連携】と題して、「域学連携の姿と視点」と「大学における地域貢献」、「食農センターの取り組み」、「上秋津と和歌山大学との連携」等についてお話をいただきました。

<プロフィール>1977年生まれ。兵庫県伊丹市出身。和歌山大学経済学部卒業後、大阪府立大学大学院農学生命科学研究科、関西計画技術研究所、田辺広域市町村圏健康・観光産業クラスター推進協議会を経て、2013年より独立行政法人水産大学校専任講師に着任。2016年、和歌山大学地域活性化総合センター食農総合研究所に着任。2024年現在、学長補佐、紀伊半島価値共創基幹副基幹長、地域協働ネットワークセンター長、地域協働ネットワークセンター地域力創造支援室長、食農総合研究教育センター長を務めている。専門は、地域づくり戦略論、食品流通論、都市と農山漁村の交流・協働。

 

【Talk Session Ⅱ】◆「地域課題を解決するツーリズムの展開」 

講師 井上 弘司 CRC合同会社地域再生診療所代表

トークセッションⅡでは、【地域課題を解決するツーリズムの展開】と題して、前提としての「都市と田舎の関係性」と「SDGsを基本に農村を考える」、「地域の自然・文化の持続的環境=ソーシャルイノベーション」、「農山漁村の価値の創造=旅人と受け入れ側双方の感動・共感・学び」、「風土(Food)ツーリズム」「サスティナブルツーリズム」、「DH(デスティネーション・ハブ)を創る=集落連帯型共同体づくり」等についてお話をいただきました。

<プロフィール>1952年生まれ、長野県飯田市出身。長野県飯田市役所に勤務し、産業経済部エコツーリズム推進室長、企画部企画幹等を歴任し、ワーキングホリデーいいだ、南信州あぐり大学院、南信州観光公社等の飯田型ツーリズム事業の仕組みづくりに尽力し、2008 年退職。同年、「CRC合同会社地域再生診療所」を開設し、代表執行役に就任。国の観光カリスマ百選(内閣府/国土交通省)、地域活性化伝道師(内閣府)、地域力創造アドバイザー(総務省)を歴任し、観光・ツーリズム・6次産業化・雇用創造・中山間地域振興等をテーマに全国各地にて講演・助言指導を行っている。

 

【Talk Session Ⅲ】◆「地域づくりからコミュニティビジネスへ」 

講師 木村 則夫 株式会社秋津野代表取締役社長

トークセッションⅢでは、【地域づくりからコミュニティビジネスへ】と題して、「変わりゆく農産物の販売環境=コミュニティビジネスの出番」、「農産物に付加価値をつけよう時代=6次産業化時代」、「地域の資源を全て活用していきたい=廃校活用・都市農村交流での地域活性化と農業理解」、「どうして秋津野は地域づくりを持続させられたか」等についてお話をいただきました。

<プロフィール>1955年生まれ。和歌山市田辺市出身。大手の農業機械販売会社を退職後、家業の農業を継ぎミカン・柑橘、梅を栽培・販売する専業農家となる。地元JA紀南青年部パソコン班の一員として、農業情報利用の研究および先進的農家との情報ネットワーク化を図る。1999年、柑橘と梅の産地である秋津野地区有志で秋津野直売所「きてら」を開設。2006年、秋津野直売所「きてら」の年商1億を契機に「農業法人株式会社きてら」を設立、法人化により事業の継続性を高める。2008年、旧上秋津小学校校舎を活用した都市農村交流施設「秋津野ガルテン」の整備に伴い、地域内外から出資を募り、「農業法人株式会社秋津野」を設立する。2024年現在、「農業法人株式会社きてら」代表取締役副社長、「農業法人株式会社秋津野」代表取締役社長、「秋津野地域づくり協議会」会長を務めている。

 

【問合せ先】

一般財団法人都市農山漁村交流活性化機構 全国廃校活用セミナー事務局
〒101-0042 東京都千代田区神田東松下町45番地 神田金子ビル5F
TEL 03-4335-1983  FAX 03-5256-5211
E-Mail 2024haiko@kouryu.or.jp

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