旧菊池東中小学校校舎をまちづくりとグリーンツーリズムの拠点施設としてリノベーションし、2004年「きくちふるさと水源交流館」が2004年にオープンしました。
開設は菊池市、運営は中学校区の地域住民で構成される「NPO法人きらり水源村」により行われ、菊池水源に広がる自然の恵みや食・伝統・生活文化資源を活かした都市と農村の交流、子どもの体験活動、農林業の振興、環境保全等の活動を通じて、地域社会形成(まちづくり)と、地域住民をはじめとした社会全体の公益の増進に寄与することを目的に各種事業が行われています。
「きくちふるさと水源交流館」は、木造平屋建ての2棟の校舎をリニューアルし、メモリアルルーム(展示室)、研修室、交流室、調理室、食堂、浴室等で構成されています。宿泊棟/新設の客室は、3タイプ計5部屋(和室大18畳×2部屋、和室小10畳×2部屋、洋室10畳×1部屋)があります。また、付帯施設として、五右衛門風呂、ビザ窯、蔵、体育館やグランドも利用できます。
「きくちふるさと水源交流館」では、都市山村交流事業(食をテーマとした1泊2日による親子体験=おいしい村づくり、郷土料理・ピザ焼き・羽釜でご飯・竹細工・森のぶらんこ・農業体験・森林体験・畜産体験等の体験プログラム)、自然体験活動支援事業(夏休み4泊5日の子供対象の自然体験=こども村、体験指導者育成・担い手育成等)、自然環境保全事業(森の楽校づくり、耕作放棄地対策、新規就農者支援等)、地域域活性化事業(年1回の食の文化祭、水源こどもの広場、高齢者拠点づくり、同窓会交流等)、その他(郷土料理、仕出し弁当、加工品、マルシェ出店等)等の多彩な活動が年間を通じて行われています。