旧出合小学校をリノベーションし、2014年に「ハレとケデザイン舎」がオープンしました。開設・運営は、株式会社ハレとケデザイン舎により行われ、グラフィックを中心としたデザインと廃校の利活用、地産地消を目指したピッツァ、手網自家焙煎コーヒーの提供 (ハレとケcafe)、山の宿泊施設(ハレとケデザインホステル)等を取り組んでいます。
日本には古来より、ハレ(晴れ)とケ(日常)という考えがあります。毎日は「特別なこと」と「いつものこと」で構成されている、ということです。人生が「日々が集まって」なりたっているならば、特別な日をよりいっそう晴れやかに楽しむためにも大半である日常は少しでも丁寧に、手をかけて過ごしたいものです。ハレとケデザイン舎は、まず「環境の選択」から始め四国徳島の広大な自然と澄み渡る空気の中に拠点を置きました。目指すのは、「食と家族」を中心としたコミュニケーション。この地で循環しながらできる、今ある贅沢を最大限に活かしたモノづくりであり日本人が本来持っている「豊かさ」を感じられる暮らしづくり。ここから発信できるさまざまなハレとケを、わたしたちは大切にデザインしていきます。