鳥取県智頭町の旧山形小学校は昭和17年に建てられ、木のぬくもりのある教室と81mもの長い廊下が特徴的な木造校舎です。明治から昭和にかけて建てられた学校は、ほとんどが木造でした。この山形小学校もその智頭の木材を使い、地元の人々の手によって建てられたものです。平成24年に閉校となりましたが今も地域の人に愛されています。長い間使われてきた木造校舎は人々の記憶が宿る、ふるさとの原風景です。智頭の林業に関する展示は、地域で「山の誇り」「山の価値」を再認識し、子供たちに「山の大切さ」を学んでもらいたいという思いをもっています。森林鉄道のジオラマなど「見る」から「体験学習」の場として自由にご見学いただけます。(一部除く)