旧宗方小学校を宿泊施設としてリノベーションし、2018年4月に「大三島ふるさと憩の家」がオープンしました。
開設は今治市、運営は株式会社茶梅により行われています。
建物は、建築家伊東豊雄氏が率いる伊東建築塾監修の元改修され、外観は小学校の雰囲気を残し、客室は一部を洋室に改修し、新たに海の見える展望風呂が設置されました。
改修では、長い板張りの廊下など、昔の木造校舎の面影を残しつつ、雨漏りする屋根を改修し、耐震補強を実施。また、瀬戸内海を臨む展望風呂の新設や客室の一部洋室化なども行い、今まで以上に居心地よく豊かな趣のホテルに生まれ変わりました。さらに2階にはイベントやワークショップなども開催できるサロンを設けたことで、宿泊施設としてだけでなく、地元の人々が集まる場所にもなり、島の人と旅行者の新たなコミュニティの形成にもつながっています。