旧三省小学校を宿泊施設としてリノベーションし、2006年に三省ハウスがオープンしました。
開設・運営は、NPO 法人越後妻有里山協働機構によって行われています。
旧三省小学校は、三省地区（小谷・水梨・大荒戸）の3 集落の子供たちが通う小学校として1875 年創立されました。1945 年には全校児童247名の学び舎でしたが、60 年代を境に児童数が減り続け、89 年、114 年の歴史に幕を下ろしました。閉校後、思い出の残る校舎の活用が地区住民たちにより模索され、2006 年の大地の芸術祭をきっかけに宿泊施設として新たな歴史を刻み始めました。地域の人々は集落を見守るように建つ学校に明かりが灯ることを心待ちにしています。