旧戸倉小学校を滞在型観光施設としてリノベーションし、2016年4月に「戸倉しろやまテラス」がオープンしました。
開設はあきる野市、運営は新四季創造株式会社により行われています。
「戸倉しろやまテラス」は、地域と都市間交流を目的とした「体験」「宿泊」「飲食」「展示」の4つの機能を備えた学校で宿泊ができる滞在型研修合宿施設で、あきる野市が誇る自然、歴史、文化等の地域資源の活用を図り、学校・企業等の団体向けに「農業」や「自然活動」の体験を通して、体験学習及び研修の場を提供し、地元の方と共に、将来を担うこどもから大人まで多様な人材を育成することを目的としております。
旧校長室と職員室を改修した多摩産材を使用した木の温もりを感じるレストラン(50席)では、昼食ランチ時には、地元の食材も使用した「けんちん汁(季節限定)」、ますの塩焼き定食、昔懐かしい給食プレートランチなどを提供し、近隣の畑で収穫された野菜などを使用しています。朝夕は、 宿泊者のみの利用となります。
宿泊室は、洋室タイプ (2段ベッド×4台/定員8名)計4室、和室タイプ (和室24畳/定員16名)計1室あり、15名様以上の団体の利用者を対象とし、一般個人の利用者についての予約は行っておりません。
戸倉地域の皆様がサポートスタッフとなり、学校に宿泊して、農業体験、自然学習体験、モノ作り体験、郷土文化体験、食づくり体験などの各種プログラムを通じ、地域の歴史や風景、自然の魅力を伝えながら「体験学習」や「研修」をサポートします。また、2泊3日のドローン操縦者育成プログラム、座学と実技などが行える滞在型のプログラムを開催しています。
3階にあるジオ展示室では、秋川流域の3自治体(あきる野市・日の出町・檜原村)では「はるか3億6千万年のたび」をテーマとして、日本ジオ認定を目指して活動をはじめ、秋川流域の地学的遺産や文化的遺産の展示資料をご覧いただけます。また、第二展示室は、アーティスト・イン・レジデンス事業による招聘者の戸倉地域に関わりのある「版画作品」、第一展示室は、地域の方による「芸術作品」の展示室となり、自由に見学できます。