JAピカリショップは、阪神大震災のあった平成7年7月にオープン。震災時は、炊き出しや野菜の供給も行っていました。
この直売所の特徴は、女性農業者が運営をしているというところ。店名も「女性たちがピカリと光る店になるように」との願いが込められています。日々、安心・安全・安堵をモットーに新鮮野菜を販売しています。
岩岡地区は、神戸市郊外の田園地帯で、昔から野菜や果物の一大産地。自分たちが作った農産物を自分たちで販売できる店がほしいと女性農業者がJAに働きかけオープンしました。
店頭に並ぶのは、岩岡で収穫した野菜や果物、花、加工品など新鮮、きれい、安いと三拍子そろっているのがピカリショップの特徴です。
売れ筋商品は、いちじく、ぶどう、なし、節水トマト、いちご、キャベツ、米、ウコン、白菜、じゃがいもなど四季を通じて、多彩な農産物が店頭に並びます。
隣接する「ピカリキッチン」では地元女性グループが新鮮な食材を使ってお惣菜や加工品を作り販売。「手作りの優しい味でおいしい」と好評です。また、生産者が旬の野菜を使ったメニューを紹介する試食会も開催しています。
交流の輪を広げようと毎年7月に七夕祭り、12月に感謝祭、1月に餅つき大会を開催するほか、芋ほりやトン汁のふるまい、地域の子ども向けの食育活動、収穫体験など様々な交流イベントを実施しています。