がまだぜ市場には、レストラン、観光案内所、直売所の3つの機能があり、その直売所が鬼八の蔵です。平成22年に開設し、施設は高千穂町が所有し、管理運営は、がまだぜ市場直売所利用組合が担っています。
組合員は160名から170名で、畑から直送の安心高冷地野菜や地元の加工品等を提供しています。
お店の名称になっているがまだぜは「精をだして働く」という意味で鬼八は、高千穂に伝わる神話に登場する鬼のことです。
高千穂生まれの安心、安全の農産物から加工品等、地元産の素材を沢山取り揃えています。
販売スタッフの細やかな運営が印象的な、がまだぜ市場鬼八の蔵ですが、とにかくすごいのが、ところせましと地元の野菜コーナーに掲げられている豊富なレシピです。
「まずは、食べ方から知ってもらおう。」というスタッフの意気込みが感じられます。
高千穂町には、10を超える女性による食品加工グループがあり、高千穂の恵みを使った多彩な加工品が並びます。
どうして、たくさんの加工グループがあるかというと、高千穂は、日本神話の舞台として多くの人が訪れる観光地です。その観光客のお土産物を作ろうと女性を中心に加工品の製造が始まったそうです。