産直あぐりは、米どころ庄内においては珍しく、県下有数の果樹の多品種栽培をほこる櫛引地区にあります。そんなフルーツタウンに建つ同店最大の魅力は、なんといっても種類豊富な果物の数々。さくらんぼにメロン、モモやイチジク、ブルーベリー、ぶどう、柿、りんご、梨…、色鮮やかな果物たちが、季節ごとに店頭を華やかに飾ります。
さらに、地元食材を使ってあぐりオリジナルの加工品を作る加工所「加工あぐり」、旬の食材を使った家庭料理が地元客からも好評なレストラン「食彩あぐり」、山形のブランド米「つや姫」を使った米粉パンが人気のパン屋「あぐりじゅパン」なども併設されており、生鮮品以外の見どころも満載。
6月のさくらんぼを皮切りに、1年を通して季節ごとに様々なフルーツが途切れることなく並ぶ直売所です。その中でも、中心的存在はブドウ。そのシーズンには、約70品種ものブドウが販売されるのだとか。それだけ種類豊富な農産物が売られる秘密は、出荷する生産者一人ひとりのやる気の高さ。店舗スタッフだけでなく、生産者自身がお客さんと積極的に関わることでそのニーズを直接把握して、意欲的に新品種の栽培に取り組んでいるのだそうです。
店舗に1歩入ると、耳に飛び込んでくるのは、元気な庄内弁の響き!店長の叶野さんはじめ、スタッフの皆さんとお客さんとの、楽しそうに交わされる庄内弁のやり取りです。方言でのコミュニケーションは、ここに暮らす人にとって親しみやすいのはもちろんですが、よそから来た人にとっても、この地域ならではの言葉で触れ合えるのがうれしいですね。庄内弁でのふれあいに、スタッフとお客さんとの距離もぐっと縮まります。