国道379号線沿いにある「ファームインRAUM古久里来(こくりこ)」は、森永照博さん、禮子さん夫妻が経営する宿。食事をいただく母屋と宿泊棟が分かれています。夕食・朝食は、奥さまの禮子さんの手料理を提供。内子町産の野菜、果物をふんだんに使った優しく上品な料理は、心も体も健やかにしてくれます。
宿泊棟は木造2階建ての円筒型の個性的な建物で、部屋数は洋室4部屋、最大8名が宿泊できます。客室は、白壁と木材を基調にした北欧の雰囲気を思わせるモダンなインテリア。角を極力排した開放感のある客室には清潔なベッド、リラックスチェアが置かれています。小窓から光が差し込み、そこからゆらゆらと緑が揺れる様子が見え、まるで絵画のよう。外の喧騒から遠く離れた空間に来たことを感じさせてくれます。浴室はありませんが、シャワールームとトイレも完備されています。
内子町の民泊の中でもその先駆けとして1995年に営業を開始し、町内グリーンツーリズムを牽引してきた宿です。奥さまの禮子さんが作る食事は、素材の味を活かした上品なおいしさで、内子町の魅力を存分に味わえます。客室の解放感あるお洒落でモダンなインテリアも人気の理由。オーナーご夫婦の人柄に惹かれ、リピーターも多いといいます。
「コクリコ」とは、“ひなげし(ポピー)”のフランス名。「この場所で『こくりこくり』とうたた寝をするように、ゆったりと過ごして欲しい」という思いが込められています。
様々な落葉樹の木々が生い茂る豊かな森が見せる、四季折々の様々な表情も楽しみのひとつです。ピザ窯もあり、出来たての手造りピザも体験することができます。 季節とタイミングが合えば、モモ狩りやブドウ狩り、田植えなどの農業体験の紹介もしています。
客室にはシャワー・トイレが完備されていますが、希望者には離れにある「五右衛門風呂」を薪で沸かしてくれます。
酒処でもある内子町。ご主人に尋ねてみると、とっておきの日本酒も紹介してくれます。