平成17年3月の合併で柏市となった旧沼南町手賀地区は市の東部に位置しており、首都圏から30㎞という近距離にありながら、手賀沼周辺の豊かな自然環境が色濃く残り、昔ながらの集落を形成してる地域です。農業が主産業ですが、農家の高齢化や後継者不足など、農業を取り巻く環境は年々厳しくなっており、少子高齢化も問題となっています。
その一方で、「新鮮野菜が食べたい」、「採りたてのトウモロコシが食べたい」、「農業をやるのは大変だけど、収穫はしたい」などの声が都市部の人たちの間で多く聞かれるようになってきました。
そのような状況の中、都市部の人たちの思いと農村部の人たちの思いをつなぐツールとして平成24年4月に株式会社農菜土を立ち上げました。
農家が作るエダマメやトウモロコシの収穫体験や遊休農地を利用して地元の農家が一年にわたって農業体験を指導する「管理型体験貸農園」などの事業を実施しています。
農菜土の収穫体験は、地元農家が結集し「消費者の方に畑に来て、野菜の産地を見て収穫して欲しい!」との思いでスタートしました。
野菜は、野菜のプロである農家が、収穫に来てくださる方の顔を思い浮かべながら、一つ一つ愛情を込め大切に育てた野菜です。
四季を通じて、田植え、稲刈り、枝豆、そら豆、トウモロコシ、じゃがいも、さつまいも、落花生、里芋などの旬の収穫体験を実施しています。
首都圏とは思えぬ自然に囲まれた畑で収穫体験をしませんか?