長野県最南端の天龍村にある中井侍地区は、県内でもトップクラスの品質を誇る茶農家があります。しかし、高齢化による茶農家の担い手不足が大きな課題になっています。将来にわたって美しい景観と、村の名産である「お茶」を残したい!移住者たちと中井侍地区がタッグを組んだお茶摘み農業体験ツアーです。
この体験ツアーは「中井侍に侍がおるんじゃー!」プロジェクトの一貫として、中井侍地区のお茶の振興と、担い手の育成、地域の発信を目的として2015年からはじまりました。地区には17軒のお茶農家があり、特徴は味わいが異なる個性豊かなお茶をそれぞれの農家さんが生産しており、それぞれの農家さん懇渾身の茶葉が毎年県内の品評会で上位を独占するほど、大変質の良いお茶がつくられています。ところが、農家の担い手不足は深刻でほぼ70歳以上の生産者で構成されています。美しい風景や幻の中井侍銘茶を残していきたい!そんな想いをもった当時の地域おこし協力隊と中井侍地区の皆さんではじめたプロジェクトです。