高知県境に程近い、愛媛県西予市遊子川地区は、寒暖差が大きい遊子川は、甘みと酸味のバランスがとれたおいしいトマトが採れると産地。そこで、「トマト」をキーワードに村おこしに奮闘する約20名の女性団体が「遊子川ザ・リコピンズ」です。
リコピンズが拠点としているのが、「食堂ゆすかわ」。食堂では“トマトづくし”の週替わりランチのほか、ハヤシライスやオムライスなどのメニューを提供。水曜日と第4日曜日のみの営業ながら、地域内外から客が訪れます。隣接する加工所では、トマトを主体にした加工品の製造、販売を行っています。主力商品は「トマトゆずポン酢」。東京などの都市圏にも販路を広げている人気商品です。
「食堂ゆすかわ」では、トマトを主体にした週替わり定食「リコピンズランチ」を中心に、キーマカレーやハヤシライス、ナポリタンなど、トマトをメインにした食事を楽しめます。この食堂を運営する「遊子川ザ・リコピンズ」は、約20名の女性団体。トマト農家である辻本京子さんを代表に、トマトを使ったオリジナル加工品の製造・販売もしています。
「リコピンズランチ」は、その名の通り、“トマト”をメインとした旬の野菜をふんだんに使った家庭料理。トマトの産地である遊子川の魅力が詰まったランチです。
食堂だけでなく、加工品の製造販売も行っています。中でも人気商品が「トマトゆずポン酢」。まろやかな酸味が特徴のリコピンズオリジナルの人気商品です。
その最大の特徴は、トマトから作った「トマト酢」を使用していること。トマト酢は、一般的なお酢のツンとした感じがなく、ゆずの尖った風味もふんわりと和らげてくれるため、とてもまろやかな味に仕上がっています。
実は、そのおいしさが舌の肥えたシェフやバイヤーの目に留まり、現在、東京の伊勢丹三越や高級ホテルとして名高い千葉県のホテルマンハッタンのシェフからも引き合いがあるとのこと。ぜひ試してみて!