三重県の中南部に位置する大紀町。町の東部と南部は紀伊山脈の分水嶺を境とし、面積の91%が山林という山深いエリアです。際だって高い山こそないものの、深い山林に覆われた土地は、町内を流れる河川、宮川、大内川、藤川沿いに発展し、熊野街道の中継点として発展しました。その街道沿いにあり、かつて旅籠屋として使われた建物を建築士であるオーナーが今に蘇らせ、現代の旅人に癒しの場を提供しているのが「古道の宿 上野屋」です。
こちらの宿で素敵な時間をお過ごしいただけるご宿泊プランがあります
「古道の宿 上野屋」は1日1組限定。そのため、他のゲストに気を遣うことなく、まるでオーナー夫妻の家に遊びに訪れたような感覚で滞在が楽しめます。建築士のご主人と茶道の先生の資格を持つ奥様による洗練されたデザイン空間、インテリア、もてなしも格別です。
三重県がいかに豊かなところか知ってもらいたいと、野菜、魚介類、肉などはすべて地場のものにこだわります。特に解禁時期には、目の前の大内川で獲れた鮎が食卓に上ることも。訪れた方に三重の良さを知ってもらうためには、自分達ももっともっと三重のことに詳しくならねばと、日々良質な食材とそれを活かす調理法を模索する、研究熱心なご夫妻の作る食事も楽しみです。