みらい塾の女将、市ノ羽幸子さんのお宅は、もとはりんどうやアルストロメリアを栽培する専業農家でしたが、15年前に、築100年の母屋と2棟の土蔵を改築し農家民宿を開業しました。
「夢ゆり草」、「山ぼうし」と名付けられた蔵は築約130年。明治時代に建てられたものですが、時代の流れとともに利用する機会は少なくなっていました。その魅力にあらためて気付かされたのが、お客様の「こんなところでゆっくり泊まってみたい」という一言。長谷の豊かな自然に囲まれた蔵は、昔の良さがじんわりと伝わり、あたたかい気持ちにさせてくれる心地よい空間だったのです。この雰囲気をいろんな人と分かち合いたくて、民宿として改築しました。
こちらの宿で素敵な時間をお過ごしいただけるご宿泊プランがあります
夕食は囲炉裏を囲んで。田んぼで実った米、畑で収穫した野菜、山から採ってきた山菜など、その時々の旬の素材を使った素朴な田舎料理が目にも鮮やか。お膳の上に所狭しと並べられます。焼き物は囲炉裏でじっくり焼き上げるので、ひと味違う「うまみ」を楽しむことができます。
ゆったりとした時の流れ、昔ながらの囲炉裏、山と緑、そしておいしい空気。気の利いたものは何もないけれども、心安らぐ何かがあります。自分サイズの豊かさを探しに来ませんか?