ツアー・セミナー

広島県のほぼ中央の世羅町 元気の源は「駅伝」と「おかあさんの笑顔」

農村体験、家族で楽しむ、自然が豊富、山間、夫婦で楽しむ

広島空港から約30分で行ける 農産物の宝庫・世羅

 東京から広島へ行くときは、交通手段として一般的なのが新幹線です。

 しかし、ここ世羅町は圧倒的に飛行機の方がアクセスが良いんです。昨年、中国横断道尾道松江線が開通し、より一層空港から近くなり空港から車で30~40分で行かれます。

 広島県世羅町は、広島県のほぼ中央に位置し、人口は約16000人。2004年に旧世羅町、甲山町、世羅西町が合併し、現在の形となりました。面積は約278㎢で東西に長く、東の端は、開通した尾道松江線。西は、東広島市に隣接しています。

 標高が300~500mに町があるため、朝夕の寒暖差があり、有名なところでは、お米、梨、ブドウの一大生産地となっています。数年前には、駅伝で有名な世羅高校との共同開発により、世羅産梨を使用した「ランニングウォーター」を商品化。町内の直売所や道の駅等で販売されています。

 世羅町は寒暖差があり、ブドウ栽培に適した土壌であったため、多くの品種のブドウを栽培しています。町内の「夢高原市場」にはワインの醸造所が併設されており、最近流行っている工場見学も可能です。

 ワインの原料のブドウはすべて町内産を使用。町外はもとより県外からもたくさんのお客さんが来場し、週末はとても賑わっています。また、季節ごとのイベントもたくさん開催されています。ワインを使ったお菓子や加工品等お土産物として販売しています。

 梨やブドウは有名ですが、他にも町内全域で花に特化した観光農園が結構多いことはあまり知られていないかもしれません。

 日本最大の30万本のユリを栽培している【世羅ゆり園】、入った瞬間一面にラベンダーが香る【ラベンダーの丘】、全国屈指のしだれ桜の名所【甲山ふれあいの里】、1200本の藤の花のトンネルのある【フラワーパークせらふじ園】、広大な敷地に冬以外いつでもダイナミックな花々が咲き誇っている絶好のカメラスポット【世羅高原農場】等々、一日ではとても廻りきれない見どころ満載の町・世羅町です。

夢高原市場(せらワイナリー:お土産物店)

農家民宿で都会生活からちょっと息抜き

 現在、町内には6軒の農家民宿があります。今後は20軒まで増やす予定です。より多くの方に利用していただき、もっと世羅町を知ってもらいたいと役場の担当者が話していました。

 どの農家民宿も特徴があり、自分のところの畑で取れた食材を使って、おかあさん手作りの料理を楽しんだり、野菜の収穫体験をしてみたり、ご主人の指導のもと一緒にパン作りを体験したりと内容も充実。中には、100年以上経っている古民家を改築して民宿を営業しているところもあります。 

 どの農家民宿も受入人数に制限があるようですので、事前に確認のお電話をするをオススメします。

農家民宿 髙光(内部)

農家民宿 髙光(ご主人 橋川さん)

観光農園でカメラ女子とパチリ

 町内には、観光農園がたくさんあります。ゆり、桜、ふじ、ラベンダー、ダリア等々、一年中いろいろな花を楽しむことができます。なかでも大規模に観光農園をやっているのが【世羅高原農場】です。広大な敷地には、春はチューリップ、夏はひまわり、秋はダリア、と季節ごとに楽しめます。特に秋のダリアの時期は、で西日本最大の450種類のダリアを農場内で栽培していて、カメラ女子でもある農場のオーナー夫人の吉宗五十鈴さんがカメラ好きの女性を集めて撮影会もしています。
 ほかにも、フォトコンテストや花摘み、押し花ストラップ作り等々、一年を通してイベントを開催しています。カメラ好きでなくても行ってみる価値ありです。

鮮やかな色の花を咲かせるダリア

ダリア園

実は、マツタケがたくさん取れる?!

 マツタケと聞いて一般的に生産地として思い浮かぶのは、京都や兵庫でないでしょうか。実は、世羅町では、以前よりマツタケを栽培していて、知られざる産地となっています。

 そのマツタケと椎茸を掛け合わせた商品【松きのこ】が、現在町内の直売所で販売されています。

 食感はマツタケ。味は椎茸・・・何とも不思議な感じですが、生食で食べることもできます。しかし、生産者いわく、フリッターにしてカラっとあげて軽く塩をふって食べるのが一番おいしいそうです。ただし、あまり日持ちがしないため、購入後冷蔵庫で1週間以内に食べきるようにとのことです。

 直売所では、店の入り口の専用テントで松きのこを販売しています。

 ちょっとコバラが空いたとき食べてみてはいかがでしょうか!!!

直売所 甲山いきいき村(外観)

松きのこ(生食)

松きのこ(フリッター)

メニュー
閉じる
言語
閉じる